冷やし中華考察

nandk

2007年08月08日 20:56

初めて記事を上げます。nandkのnです。

仕事に追われるkちゃんに代わって(いや、私も忙しいんですけどね)、私的にはどうもこのままやり過ごすわけには行かない、昨日の來來亭の冷やし中華について、少々考察をさせていただきます。

結論から云えば、來來亭の冷やし中華、75点。

ごまを利かした濃い目のたれ、それが良く絡むようにと太目の縮れ麺、おいしゅうございました。

しかし、、、、、、

あれくらいなら、シマダヤとかが作ってスーパーで売ってそうなのは正直、否めませんね。




kちゃんも云っているように、冷やし中華って、スーパーで買ってきて家で作っても、店で食べても、大して変わらないとは思いませんか?

もちろん、手間(特に具)がかからなくて良いって云えば、確かにそうなんですがね。


実は私、『店で食べる冷やし中華』についてはもう10年以上もの間、それをテーマに定め、探求を続けています。

しかし、『これはっ!』というものは、未だに出会っていません。
せいぜい、その具に、『お、、、っ』っと思うことがあるくらいでしょうか。

具は、梅肉に大葉なんていうのもいいですが、いままでで一番は、『ところてん』です。

ラーメンの具として、ちょこっと、ところてんが乗ってるんですよ。
これは意外にいいです。

しかしそれも、家でもできなくもないですしね。


逆に困るのは、他との差別化を意気込みすぎて、奇を衒うっちゅうか、、、『奇』そのものになってしまうパターンで、なかでも一番最悪だったのは、、、、、、


まだ独身の頃、近所にあったその店はとんこつラーメンの店で、大分、本場っぽい味の店でした。
獣臭~いスープの。

店がオープンして初めての夏を迎える頃。
店内に張り紙が出されました。

『特製サラダ麺

私は、信用しかけてたんです。その店のとんこつの味を。

ほとんど躊躇することなく、親父さんにいいましたよ。
「この、サラダ麺!」

『あいよっ!!』と、威勢良く返事した親父さんの顔には、やはり渾身のメニューなのか、オーダーが入った嬉しさが滲んでいるように思えます。

私もまた期待に胸膨らませ、待つことしばし、カウンターに、ドンッとおかれたどんぶりには、あふれんばかりのキャベツの千切り(にんじんも少し入ってたかな)。

思考が停止する私の前に、続いてポリ容器にいれた何かがドンッと。

『これ、ドレッシング。たっぷり、好きなだけ掛けて食べてっ』と親父。


、、、、、、、、。

さらに追討ちを掛けるように、
『普通の冷やし中華じゃ、面白くないじゃない。でね、考えたんだよ。食べてみて。』
と、親父。

確かに『よく来る顔』程度には常連でしたが、この日はやけに馴れ馴れしいです。



まぁ、コールスローサラダ、か。
きっとこのサウザンアイランドっぽいドレッシングも、特製なのでしょう。


云われる通り、遠慮なく特製ドレッシングをドバドバかけて、まずはこのコールスローサラダを片付けてしまいましょう。

と、キャベツだけをモリモリと食べ進みながら、なかなか減らないそのてんこ盛のキャベツの下を探ってみると、、、、

その下に麺はあるのですが、スープがないっ!

ひょっとして麺も、この特製ドレッシングで食べろっちゅうんかいっ!?


食べ終わった後、やけに馴れ馴れしい親父が『どうだった?』なんて聞いてきましたが、『ん、まぁ、』とか何とか答えて、それ以来その店に行くことはありませんでした。

とんこつラーメンは美味しい店だったのですが、、、、、なんだかね。
特製サラダ麺がそれを上回るショックで。



そういうわけで、『これはっ!』と唸らせる冷やし中華、どなたかご存知の方がおられたら、是非ともご教示いただければ幸せです。

あ、たかが冷やし中華のためだけに遠出する気にはなれないので、大津市堅田近辺で、お願いします。



ここんとこしばらく、気になっているのはミスドの『涼風麺』。
また今度報告いたします。


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